YouTubeでタグやハッシュタグを使うとき、多くの人が迷うのが「個数」です。
ネット上の情報には、古いものや間違ったものが多く、注意する必要があります。
何個もつけすぎてしまうと、動画の再生回数が落ちたり、最悪の場合は動画やチャンネルを削除されたりしてしまいます。
今回の記事では、YouTubeにおけるタグ・ハッシュタグは何個までが適切なのかについて、分かりやすく解説します。
もくじ
YouTube「タグ」個数は何個まで?
まずは、YouTubeにおける適切な「タグ」の個数について解説します。
念のための確認ですが、タグとは以下のようなものです。
YouTubeのタグの例
タグは、「#(=ハッシュ記号)」から始まる「ハッシュタグ」とは全くの別物です。よく混同されるので、気をつけてください。
タグには、「何個まで」という制限はありません。「いくつでも」付けることが可能です。
YouTubeの公式は、タグ数に「何個まで」という制限を設けていません。10個、20個、50個とつけることができます。
YouTube「ハッシュタグ」個数は何個まで?
次に、YouTubeにおける適切な「ハッシュタグ」の個数を解説します。
ハッシュタグは、「#(=ハッシュ記号)」から始まる言葉(=キーワード)のことです。次のようなものです。
ハッシュタグの例
ハッシュタグの例
YouTube上では、必ず青色で表示されることが特徴です。
投稿者は、概要欄に「#」から始まる言葉を入力することで、ハッシュタグを設置することができます。
例えば、「#料理」「#テスト」「#こんにちは」「#ハッシュタグ」「#わーいわーい」という5つのハッシュタグを入れる場合、次のようになります。
タグと違い、ハッシュタグには個数の上限が明確に定められています。
1つの動画に追加できるハッシュタグの上限は「60」です。これを超えると、すべてが無効になる仕様です。
これについては、YouTubeの公式サイト「YouTube ヘルプ」に、以下のように記載されています。
1本の動画に60を超えるハッシュタグを追加すると、その動画の個々のハッシュタグが無視されます。
(引用元:YouTube ヘルプ)
なお、ネット上には「15個まで」という情報が多くありますが、これは2021年以前の古い情報です。
現在は「60」まで上限が引き上げられていますので、注意してください。
YouTubeタイトル付近に表示されるハッシュタグ個数
ちなみに、「タイトル付近に表示されるハッシュタグ」の個数は、「60」とは別に上限が決まっています。
「タイトル付近に表示されるハッシュタグ」とは、次のようなものです。
例:タイトル付近のハッシュタグ
例:タイトル付近のハッシュタグ
YouTubeを使う人なら、必ず一度は見たことがあると思います。
タイトル付近に表示されるハッシュタグの上限は「3個まで」です。
YouTubeでは、概要欄に入力したハッシュタグのうち、最初の3個までがタイトル付近に表示される仕組みになっています。
タイトル付近に表示されるハッシュタグの個数
概要欄に入力したハッシュタグが3個以下の場合
→入力した順に全て表示される。
概要欄に入力したハッシュタグが4個以上の場合
→入力した順に最初の3個までが表示される。
例えば、以下の5個のハッシュタグを概要欄に入力する場合を考えます。
#料理
#テスト
#こんにちは
#ハッシュタグ
#わーいわーい
次のようなイメージです。
すると、冒頭の3個「#料理」「#テスト」「#こんにちは」だけが、タイトル付近に表示されます。
4個目以降の「#ハッシュタグ」「#わーいわーい」は、表示されません。
その下の概要欄には、入力した5つのハッシュタグ「#料理」「#テスト」「#こんにちは」「#ハッシュタグ」「#わーいわーい」がすべて表示されます。以下の通りです。
先ほども紹介した通り、概要欄に入力できるハッシュタグの個数は「60」です。
ただし、タイトル付近に表示されるのは、そのうち「3個」までです。この点には、注意してください。
まとめ:YouTubeハッシュタグの個数は何個まで?【誤情報に注意】
今回の記事では、YouTubeのタグ・ハッシュタグは何個までが適切なのか、その個数について紹介してきました。
まとめると、次の通りです。
まとめ
・「タグ」の上限はなし、「ハッシュタグ」の上限は60
・動画内容に関係あるものを設定する限り、「つけすぎ」にはならない
・無関係のタグやハッシュタグを設定すると、YouTubeから動画を削除されるリスクがある
僕の発信が、ほんの少しでも役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。