ユーチューバーになりたいけど、「今からでは無理・遅いのではないか」と心配する人は多いです。
そして、その心配は間違っていません。普通のやり方をしても、今から成功するのは難しいです。
しかし、「3つのポイント」を押さえることで、これが可能になります。
今回は、「今からユーチューバーは無理」と言われる理由や、成功するために押さえるべきポイントを解説します。
もくじ
今からユーチューバーは無理・遅いと言われる理由
そもそも、なぜ「今からユーチューバーは無理・遅い」と言われるのでしょうか。
その理由は、すでに大量の投稿者がいることです。初心者が今から始めても、「注目されないのでは」と感じてしまうのは自然です。
実際のところ、現在の人気YouTuberには、「ユーチューバー」という言葉がない頃から投稿を始めていた人も多いです。
例えば、HIKAKINさんは「2006年」から動画投稿を始めています。まだ、YouTubeというサービス自体も、ほとんど知られていない時代です。
ただ、今では「YouTuber」はすっかり職業として一般的な言葉になっています。書籍を出版したり、テレビに出演したりする人も多いです。
それに伴い、YouTuberを目指す人も増えています。小学生が挙げる「将来の夢」にも、毎年のようにランクインしています。
大人も含め、動画投稿を始める人もどんどん増えているのです。
以上のように、すでに大量の投稿者がいる・なりたい人が増えていることが、「今からユーチューバーは無理」と言われる理由です。
今からユーチューバーは無理・遅いわけではない理由
ただ、今からユーチューバーになるのは、100%無理・遅いというわけではありません。
その理由は、以下の4つです。
・ライバルが紹介してくれる仕組みがある
・利用者数や視聴時間も伸びている
・ライバルが「実験台」になってくれている
・再生数や登録者数は不要である
それぞれについて、ここから詳しく解説していきます。
ライバルが紹介してくれる仕組みがある
1つ目は、ライバルがあなたの動画を紹介してくれる仕組みがあることです。具体的には、「関連動画」と呼ばれるものです。
関連動画とは、ある1つの動画を見ているときに表示される、他の動画のことです。例えば、次の赤く囲んだ部分のようなものです。
つまり、あなたと同じジャンルで再生数が多い人がいても、関連動画に表示されればそれを分けてもらえるわけです。
実際、僕が運営するYouTubeチャンネルも、関連動画から多くの再生数・視聴者数を獲得しています。例えば、次のような感じです。
ここに表示されれば、ライバルの動画が再生されるほど、あなたの再生数も増えていきます。
例えば、ライバルの再生回数の「1%」が、あなたのものになるとします。すると、あなたの再生数は次のように増加します。
ライバル | あなた |
---|---|
1万回 | 100回 |
10万回 | 1000回 |
100万回 | 1万回 |
このことを理解すると、ライバルを「敵」と考える必要はないことが分かります。
むしろ、「一緒にYouTubeを盛り上げていく仲間」と捉えるのが正しいです。
このように、多くの再生数や登録者数が不要であることも、今からユーチューバーは無理・遅いわけではない理由の1つです。
利用者数や視聴時間が伸びている
2つ目は、YouTubeの利用者数や視聴時間が伸びていることです。
毎年、スマホやインターネットの利用に関するさまざまな調査が行われます。そのどれを見ても、YouTubeの利用は右肩上がりです。
これには、以下のような理由があります。
・年々インターネットが高速化され、動画を見やすくなっている
・芸能人が参入することで、今まで見なかった人がYouTubeを見始めている
もし「投稿者は増えているのに利用者が減っている」のであれば、今からでは厳しいです。
しかし、現在のYouTubeは「投稿者も増えているが利用者も増えている」という状態なので、非常に大きなチャンスがあるわけです。
このように、利用者数や視聴時間が伸びていることも、今からユーチューバーは無理・遅いわけではない理由の1つです。
ライバルの「実験結果」を盗めるから
3つ目は、ライバルの「実験結果」を盗めることです。
YouTubeには、あなたより先に投稿を重ねている人がたくさんいます。そして、数え切れないほどの試行錯誤をしています。
・どんな内容が注目されるのか?
・どんなサムネイルだと再生されやすいか?
・どんな構成にすれば最後まで見てもらえるか?
これは、「あなたの代わりに実験してくれている人がたくさんいる」と考えることもできます。
さらに、彼らの再生回数やチャンネル登録者数などに注目すれば、その結果を「盗む」こともできるわけです。
仮にあなたが、ライバルの全くいない時代にYouTubeを始めたとします。一見、競争相手がいなくて、楽なように思えます。
しかし、参考にすべき相手もいないため、以下のような要素をすべて自分で考える必要があります。
・内容
・構成
・編集方法
「ライバルがいない=成功できる」と考える人は多いです。しかし、競争相手がいない場合も、同じように大変なのです。
このように、ライバルの「実験結果」を盗めることも、今からユーチューバーは無理・遅いわけではない理由の1つです。
再生数や登録者数は不要である
4つ目は、ユーチューバーとして生きていくために、大量の「再生回数」や「チャンネル登録者数」は不要であることです。
今から始める人は、人気YouTuberを見て次のように心配する人が多いです。
しかし、YouTubeで生活費を稼ぐくらいなら、そこまで多くの再生回数やチャンネル登録者数は必要ありません。
例えば、僕が最近始めたチャンネルの1つで、月収20万円を突破したものがあります。ただ、そのチャンネルの状況は以下の通りです。
投稿数:13本
チャンネル登録者数:297人
YouTubeでは、チャンネル登録者数が4000人に達しない限り、広告を出すことすらできません。
しかし、それ以外の方法で収益を得ているため、大きく稼ぐことが可能なのです。
このように、多くの再生数や登録者数が不要であることも、今からユーチューバーは無理・遅いわけではない理由の1つです。
今からユーチューバー(YouTube)になるためのポイント
仕組みを理解する
人気YouTuberを参考にしない
狭く深い関係を構築する
まとめ:今からユーチューバーは無理?もう遅いのかプロが徹底解説
今回の記事では、今からユーチューバーは無理・遅いと言われる理由や、これから成功するためのポイントを紹介してきました。
今からでは遅いと言われるのは、ライバルが非常に多いためです。
しかし、以下のような事情を理解すれば、決してそんなことはないと分かります。
・「関連動画」など、ライバルが動画を紹介してくれる仕組みがある
・投稿者だけではなく、YouTubeの視聴者や視聴時間も増えている
・あなたより先に投稿を始めた人たちの成功例や失敗例を参考にできる
・再生数や登録者数はさほど多くなくても良い
今からユーチューバーになるポイントは、以下の通りです。
・YouTubeの仕組みを理解すること
・人気YouTuberを参考にしないこと
・狭く深い関係を構築すること
最後までお読みいただき、ありがとうございました。