・就活したくない…これって甘えなの?
・親や先輩に「就活したくない」って言ったら、「甘え」と言われた!!
ほとんどの学生が、「就活したくない」という感情を抱きます。そして、それを「甘えなのではないか?」と考えるようになります。
しかし、就活したくないという感情は決して甘えではありません。むしろ、しっかりと現実を見ているからこその、当然の心の声だと言えます。
今回の記事では、「就活したくない」という気持ちが甘えではない理由を7つ紹介します。
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もくじ
就活したくない・就活できないは甘えではない7つの理由
まずは、「就活したくない」「就活できない」という感情が甘えではない理由を解説します。
・就活のシステムが気持ち悪すぎる
・就職した人たちが幸せそうではない
・ネガティブな情報が多い
・仕事ができるのかという不安
・就職後の人間関係への不安
・就活がうまくいかないと落ち込む
・就職する先にある未来に期待できない
それぞれについて、ここから詳しく解説していきます。
就活のシステムが気持ち悪すぎる
甘えではない理由、1つ目は「就活のシステムが気持ち悪すぎる」ことです。
例えば、次のような感じです。
・一斉に黒髪になる
・全員が同じリクルートスーツに身を包む
・入室の仕方から、お辞儀の角度まで練習する
気持ち悪い!!(もちろん就活生に罪はない)
こうした姿を見て、「あんなのやりたくない」と思うのは、当然の感情です。

以上のように、システムが気持ち悪すぎることも、「就活したくない」「就活できない」という感情が甘えではない理由の1つです。
就職した人たちが全く幸せそうではない
甘えではない理由、2つ目は「就職した人たちが幸せそうではない」ことです。
あなたの周りにも、すでに就活を終えた人がいると思います。例えば、次のような人たちです。
・親
・親戚
・大学の先輩
彼らは、社会人として幸せそうでしょうか。
もしそうなら、あなたも「頑張って就活しよう!」と思えるはずです。
しかし、現実は次のようなものなのではないでしょうか。
・毎日疲れた顔で帰ってくる
・会社や上司の愚痴しか言わない
・大変失礼ですが、その割に大した稼いでいない
彼らはまさに、「就活を終えたあなたの未来」そのものです。こんな様子を見れば、
「あんなふうにはなりたくない」
と思うのは当然です。
このように、就活を終えた人たちが全く幸せそうではないことも、「就活したくない」「就活できない」という感情が甘えではない理由の1つです。
ネガティブな情報が多いから
甘えではない理由、3つ目は「社会に関するネガティブな情報が多い」ことです。
例えば、以下のようなニュースは頻繁に流れますよね。
・過労死
・パワハラ
・ブラック企業
最近ではSNSの普及で、こうした情報がさらに増えています。誰もが匿名で、自分の会社の愚痴や闇の部分を垂れ流すからです。

こうした情報に晒されれば、「就活したくない」「就活できない」と思うのは当然のことです。
このように、社会に関するネガティブな情報が多いことも、「就活したくない」「就活できない」という感情が甘えではない理由の1つです。
仕事ができるのかどうかへの不安
甘えではない理由、4つ目は「仕事ができないのでは」という不安です。
特に、アルバイトで以下のような経験があると、この不安はさらに強まります。
・要領が悪いと言われた
・仕事を覚えるのが遅い
・仕事をするスピードが遅い
アルバイトとはいえ、「仕事をしてお金をもらう」という部分は会社員と同じです。
ここでつまづいた経験があると、「就職した後にちゃんとやっていけるのだろうか」という恐怖が生まれます。

このように、仕事ができないのではと不安になることも、「就活したくない」「就活できない」という感情が甘えではない理由の1つです。
人間関係への不安があるから
甘えではない理由、5つ目は「人間関係への不安」です。
会社に入れば、以下のような人たちとうまく付き合っていく必要があります。
・上司
・同僚
・部下
学生時代であれば、「なるべく気が合う相手とだけつるむ」ことが可能です。
しかし就職後は、そんなことを言っていては仕事が進みません。
特に、就活する前に人間関係のストレスを感じたことがある人は、さらに不安が大きいです。例えば、次のような感じです。
・いじめにあった経験がある
・騙されたり、裏切られたことがある
・人間関係でストレスを感じたことが多い
学生時代にこうした経験があると、「就職後もまた嫌な思いをするのでは」と不安になるのは当然です。
以上のような、人間関係に対する不安も、「就活したくない」「就活できない」という感情が甘えではない理由の1つです。
うまくいかないと落ち込むから
甘えではない理由、6つ目は「就活がうまくいかないと落ち込む」ことです。
次のようなことが続けば、誰でも「もう就活したくない」と思うものです。
・書類が通らない
・面接で嫌なことを言われる
・何社も不採用にされる
特に、就活の不採用では「何がダメだったのか」が分かりません。なぜなら、採用基準が明確ではないからです。
受験勉強であれば、点数で合格・不合格が分かれます。自己採点をすれば、「何が足りなかったのか」を明確に知ることが可能です。
しかし、就活はそうではありません。このため、うまくいかないと「自分はダメな人間なのではないか?」という気持ちだけが募っていくのです。
このように、うまくいかないと落ち込むことも、「就活したくない」「就活できない」という感情が甘えではない理由の1つです。
就職した先の未来に期待できないから
甘えではない理由、7つ目は「就職した先の未来に期待できない」ことです。
昔であれば、「昇給」「出世」「終身雇用」などが当たり前でした。就職後も、「未来は良くなる」という期待感があったのです。
しかし、今は時代が全く違います。以下のような現実は、学生であっても当たり前に知っているはずです。
・大企業でも当たり前のように倒産する
・日本だけ30年以上、賃金が下がり続けている
・安い給料から年金を引かれ続け、老後にはおそらく受け取れない
こうした中で「就活したくない」と思うのは、むしろ現実をよく見ている証拠だと言えます。
以上のように、未来に希望が持てないことも、「就活したくない」「就活できない」という感情が甘えではない理由の1つです。
就活したくない・就活できないのは甘え!と言ってくる奴らの正体
それにも関わらず、あなたは親や先輩などから「就活できない・就活したくないのは甘えだ」と言われることがあるかもしれません。
ただ、真に受ける必要はありません。なぜなら、彼らは会社員になる以外の道を知らない、無知な人たちだからです。
彼らは、次のように考えます。
・就活や就職は「みんな」がやるもの
・「みんな」ができていることを、したくないというのは甘えに過ぎない
しかし実際には、他にも道はたくさんあります。例えば、「就活をしたくない」と考えた先で、次のような生き方をする人もいます。
・ビジネスをして、自分でお金を稼ぐ人
・株や不動産などの収入で生活する人
・フリーターとして生活している人
確かに、全体から見れば少数派かもしれません。しかし、しっかりとお金を稼ぎ、立派に生活しているのです。
特に、最近ではインターネットの普及により、就職せずにお金を稼ぐ選択肢が急増しています。
代表的なのは、次のようなものです。
・ブロガー
・YouTuber
・インスタグラマー
これらは目立つほんの一部であり、他にもたくさんの選択肢があります。
ちなみに僕自身も、学生時代からインターネットでビジネスを始めて、就職せず30代になった今日まで生計を立て続けています。
年齢が上の人であるほど、こうした時代の変化に鈍感な人が多いです。むしろ、これから就活を考えるような、若い人の方が遥かに敏感です。
このように、「就活しない・就活できないのは甘えだ!」と言ってくる人たちは、会社員になる以外の道を知らない無知な人たちです。
参考記事:就職しない生き方・就活しない生き方5選!就職以外の道/選択肢(就職せずに生きる方法)
「就活できないのは甘え」「就活したくないのは甘え」という声を無視した結果
ちなみに、僕自身は「就活したくない」という気持ちに素直に従いました。そして、一切何もしませんでした。
その代わり、自分の力で小さくビジネスを始め、30代になった今日まで自分の力でお金を稼ぎ続けています。
僕の場合は、学生時代にバンドをやっていた経験を活かし、音楽系のビジネスで収入を得ています。
音楽系のブログやYouTubeチャンネルを運営したり、イベントを企画したりしてきました。以下のように、とても満足した人生を送っています。
・好きなことを仕事にできた
・自分のペースで仕事や休みを調整できる
・一人の会社なので、面倒な人間関係がない
・大企業に就職する何倍もの収入を得られた
・お客さんから感謝され、やりがいがある
もちろん、今日まで多くの苦労がありました。しかし、「就活したくないのは甘え」という声を無視して、本当に良かったと思っています。
「就活したくない」という思いがある人は、自分の力で稼ぐことを視野に入れると良いです。
うまくいけば、僕のように就活せずに済みます。また、渋々就活をする場合でも、同時並行で進めることが可能です。
ビジネスの収入が大きくなれば、一度はやむを得ず就職したとしても、いつでも会社員を辞めることができます。
僕が学生時代に「就活したくない」という思いからビジネスを始めた方法は、以下のページですべて公開しています。
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まとめ:就活したくない=甘えに徹底反論。就活できないは甘えじゃない
今回は、「就活したくない」「就活できない」という感情が、甘えではない理由を紹介しました。
これは、以下の7つです。
・就活のシステムが気持ち悪すぎる
・就職した人たちが幸せそうではない
・ネガティブな情報が多い
・仕事ができないのではという不安
・就職後の人間関係への不安
・就活がうまくいかないと落ち込む
・就職する先にある未来に期待できない
「就活できないのは甘え」「就活したくないなんて甘え」と言ってくる人たちは、会社員になる以外の生き方を知りません。この意味で、極めて無知だと言えます。
僕が学生時代に「就活したくない」という思いからビジネスを始め、心から納得できる人生を手にした方法は、以下のページですべて公開しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。