・チャンネル登録100人が難しいって本当?
・YouTubeで登録者100人までの期間はどれくらい?
・チャンネル登録者100人の壁を越えるにはどうすればいいの?
「チャンネル登録者100人」は、動画投稿を始めた初心者に立ちはだかる最初の壁です。
一見すると、大した数字ではないように思えます。しかし、100人達成が難しいのには、明確な理由があります。
今回の記事では、YouTubeの「チャンネル登録者100人の壁」について、難しい理由・達成期間・突破方法までを解説します。
もくじ
YouTubeチャンネル登録者100人の壁までが難しい理由
まずは、チャンネル登録者100人までの壁が難しい理由を解説します。
これには、以下の3つがあります。
・動画が表示されにくい
・動画作成に慣れていない
・モチベーションを維持しにくい
それぞれについて、ここから詳しく解説していきます。
動画が表示されにくい
1つ目の理由は、動画が表示されにくいことです。
チャンネル登録をしてもらうには、まずは動画を見てもらうことが必須です。これは、以下のような経路で見つけてもらえます。
・検索
・関連動画
・アプリのホーム画面
ただ、開設したばかりのチャンネルの動画は、こうした場所に表示されにくいです。
これは、YouTubeの仕様によるものです。運営が、次のように考えるためです。
質の低い動画がたくさん表示されると、YouTubeを利用する人たちの満足度が下がります。
すると利用時間が減り、YouTubeは儲からなくなってしまいます。
これを避けるために、YouTubeでは意図的に「開設されたばかりのチャンネルの動画を表示させない」という仕組みが採用されているのです。
もちろん、1本目から質の高い動画を投稿できる人もいます。しかし、それは全体から見れば極めて少数です。
このため、YouTubeは機械的に、開設されたばかりのチャンネルの動画があまり表示されないように処理するのです。
以上のように、開設したばかりのチャンネルの動画は表示されにくいことも、「チャンネル登録者100人の壁」が難しい理由の1つです。
動画作成に慣れていない
2つ目の理由は、動画作成に慣れていないことです。
知識もなければ、経験もありません。思うように進まず、途中で嫌気が刺してしまうのです。
これは、僕の場合も同じでした。実際のところ、次のような状態からのスタートでした。
・企画や構成を考えるのに時間がかかる
・編集の仕方が分からず、そのたびにネットで検索する
・「音が出ない」「映像が映らない」など、機材トラブルが多い
そして、「こんなに時間をかけたのにまだ動画が完成しない」と、落ち込むことも多かったです。
以上のように、動画作成に慣れていないことも、「チャンネル登録者100人の壁」が難しい理由の1つです。
モチベーションを維持しにくい
3つ目の理由は、モチベーションを維持しにくいことです。
なぜなら、以下のような「視聴者の反応」をほとんど得られないからです。
・コメントがつく
・再生回数が増える
・高評価ボタンを押される
目の前にあるのは、コメントも評価もされない、再生数1桁台の動画たちです。
「本当にこのまま続けて伸びるのか?」と、不安になってしまうのは仕方ありません。
以上のように、モチベーションを維持しにくいことも、「チャンネル登録者100人の壁」が難しい理由の1つです。
YouTubeチャンネル登録者100人の壁を突破するまでのイメージ
「チャンネル登録者100人の壁」を超えるには、そのイメージを明確に持つことが大切です。
具体的には、次の通りです。
最初は全く登録者が伸びない
↓
投稿を増やすと、どれか1本が伸びる
↓
伸びた動画をキッカケに100人を突破する
それぞれについて、ここから詳しく解説していきます。
最初は全く登録者が伸びない
チャンネルを開設した当初は、全く登録者が伸びない状態が続きます。
これは、先ほども書いた通り、動画自体が表示されにくいからです。
例外は、YouTubeを始める前からすでに有名な人たちです。
例えば、次のようなパターンがあります。
・芸能人
・人気ブロガー
・インフルエンサー
彼らは、「YouTubeチャンネルを開設しました」と宣言した瞬間に、ファンが大量に登録をしてくれます。
中には、チャンネル開設からわずか11日で、登録者数が「100万人」を突破したという事例も存在します。
しかし、僕やあなたを含め、ほとんどの人は無名からのスタートです。よって、全く伸びない状態から始まって当然です。
以上のように、チャンネルを開設した当初は、全く登録者数が伸びない状況が続きます。
投稿数を増やすと、どれか一本が伸びる
それでも投稿を続けていくと、そのうちの一本が大きく伸びるようになります。
例えば、ほとんどの動画の再生回数が一桁なのに、1本だけ数十回・数百回と再生されるものが現れるのです。
この動画をキッカケに、誰も知らなかったあなたのチャンネルに辿り着く人が増えてきます。
このように、投稿のうち「ある一本」だけが伸びることが、チャンネル登録者100人までの壁を超える第一歩です。
伸びた動画を経由して100人に到達する
伸びた一本を経由して、多くの人があなたのチャンネルを訪れるようになります。
そして、彼らが登録をしてくれれば、100人の壁を突破できます。
よって、チャンネルを訪れる数少ない人たちが、登録してくれる確率を上げることが重要になります。
このように、伸びた一本の動画をキッカケに、チャンネル登録者100人の壁を超えられるようになります。
YouTubeチャンネル登録者100人の壁を突破する施策
ここからは、1日も早く「チャンネル登録者100人の壁」を突破するために、有効な施策について解説します。
動画のジャンルを揃える
1つ目は、動画のジャンルを揃えることです。
なぜなら、「この人(=あなた)が投稿する新しい動画の情報を受け取りたい」と考え、チャンネル登録をする人が増えるからです。
これは、視聴者の目線に経てば分かります。
例えば、あなたが「ダイエット」に興味があるとします。このとき、以下のどちらのチャンネルに登録したいと思うでしょうか。
A:すべての動画がダイエット関連のチャンネル
B:ダイエット関連の動画が1つしかないチャンネル
このとき、間違いなく「A」を選ぶはずです。「今後も自分の興味がある動画が投稿される確率が高い」と判断できるからです。
これを考えると、ジャンルを統一するほど、チャンネル登録者100人の壁を超えやすくなることが理解できます。
登録者100人までを目指すとき、さまざまなジャンルに手を出す人は多いです。そして、幅広い属性の人に見てもらうことを狙います。
しかし、これは完全に逆効果です。再生回数は増えるかもしれませんが、チャンネル登録者数は増えないのです。
以上のような理由から、動画のジャンルを統一することを意識してください。
ジャンルが伝わるチャンネル名にする
2つ目は、ジャンルが伝わるチャンネル名を設定することです。
視聴者が動画を見たとき、あなたのチャンネル名は必ず表示されます。
これを見たときに、「自分の興味があるジャンルの動画がアップされそう」と思ってもらえると、登録に繋がります。
初心者の悪い例としては、「チャンネル名=自分の名前になっている」というものがあります。例えば、次のような感じです。
・田中太郎
・田中太郎TV
・田中太郎チャンネル
初心者YouTuberは、誰もが無名の存在です。よって、あなたの名前を入れても、興味を引くことはできません。
そうではなく、「どんなジャンルの動画を投稿するのか」だけが伝わるようにします。例えば、次のような感じです。
・かんたん作曲ラボ
・YouTube攻略チャンネル
・サルでもわかるエクセル入門
これにより、確実にチャンネル登録者数が増えていきます。
このように、投稿ジャンルが伝わるチャンネル名にすることで、1日も早い期間で100人の壁を突破できます。
チャンネルアートを作成する
3つ目は、チャンネルアートを作成することです。
チャンネルアートとは:
上の画像で赤く囲ったような、チャンネルのページの上部に表示される画像のこと。
チャンネルの運営者が自分で設定できる。
画像や文字を使い、「こんなジャンルのチャンネルですよ」とアピールをすることが可能です。
これにより、「今後も自分の興味ある内容の動画が投稿されるだろう」と思わせることができ、チャンネル登録される確率が上がります。
このように、チャンネルアートを設定することで、1日も早い期間で100人の壁を突破できます。
まとめ:YouTubeチャンネル登録者100人の壁!難しい理由と突破方法まで
今回の記事では、YouTubeの「チャンネル登録者100人の壁」について、難しい理由・期間・突破方法までを解説してきました。
難しい理由は、以下の通りです。
・動画が表示されにくい
・モチベーションを維持しにくい
・登録者が少ないうちは登録されない
100人を突破するまでの期間は、動画の質やライバルの強さによって異なります。ただ、3ヶ月以上かかってしまう人は多いです。
1日も早く「チャンネル登録者100人の壁」を突破するには、以下のような施策が有効です。
・動画のジャンルを揃える
・チャンネル名を正しく設定する
・チャンネルアートを設定する
最初の100人は、YouTubeで最も高い壁の1つです。このことを認識して、一歩ずつ着実に取り組んでいってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。