YouTubeブラウジング機能とは?意味/平均やバズる攻略法|アナリティクス・トラフィックソース【アルゴリズムで増やす】

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この記事を読むと分かること

・YouTubeのブラウジング機能とは何か?

・ブラウジング機能の平均値はどれくらい?

・ブラウジング機能を攻略してバズる方法は?

YouTubeアナリティクスの「トラフィックソース」を確認すると、「ブラウジング機能」という表示がされることがあります。

今回の記事では、YouTubeのブラウジング機能とは何か、その意味を解説します。

さらには、その平均的なパーセントの目安や、バズを増やす攻略法まで教えます。

▼▼YouTube動画版はこちら▼▼

YouTubeアナリティクスのトラフィックソース「ブラウジング機能」とは何?意味を解説

まずは、YouTubeにおける「ブラウジング機能」とは何か、その意味から解説します。

ブラウジング機能とは:

「ホーム画面」「登録チャンネル」「後で見る」「急上昇」「履歴」などの機能のこと。

「ブラウジング機能」という言葉は、YouTubeが公式に提供している投稿者向けの解析機能「アナリティクスで使われることがあります。

このアナリティクスには、視聴者があなたの動画を見つけた場所を教えてくれる「トラフィックソース」と呼ばれる機能があります。

YouTubeアナリティクス内「トラフィックソース」の一例

これを確認すると、上の画像で赤く囲った部分のように「ブラウジング機能」という表示がされることがあります。

YouTube公式のページ「YouTube ヘルプ」には、「ブラウジング機能」の意味について、以下のように記載されています。

ブラウジング機能とは、ホーム画面、登録チャンネル、後で見る、急上昇アイテム / 話題、その他のブラウジング機能からのトラフィックです。

引用元:YouTube ヘルプ(https://support.google.com/youtube/answer/9314355

「トラフィック」とは、視聴者が動画を見つける「経路」のことです。

つまり、視聴者が上記の「ホーム画面」や「登録チャンネル」などであなたの動画を見つけて再生した場合、「ブラウジング機能」からの再生として数えられるわけです。

上の例では、「ブラウジング機能:66.8%」と表示されています。

これは、「視聴者のうち、66.8%がブラウジング機能からあなたの動画を見つけた」という意味です。

以上のように、「ホーム画面」「登録チャンネル」「後で見る」「急上昇」「履歴」などの機能のことです。

YouTubeトラフィックソース「ブラウジング機能」の詳しい内訳とは?

ブラウジング機能の詳しい内訳は、以下の通りです。

ブラウジング機能の内訳

・ホーム画面(=トップページ)

・登録チャンネル

・探索(急上昇・話題)

・後で見る

・履歴

それぞれについて、ここから詳しく解説していきます。

ホーム画面

ブラウジング機能の内訳、1つ目は「ホーム画面」です。別名、「トップページ」と呼ばれることもあります。

ホーム画面とは、YouTubeのアプリやサイトを開いた時に、最初に表示される画面です。

例:YouTubeのホーム画面(スマホ版)

例:YouTubeのホーム画面(PC版)

YouTubeを使ったことある人なら、誰もが見たことあるはずです。

ここに並ぶ動画はすべて、「ブラウジング機能」によっておすすめされている動画、ということになります。

(ブラウジング機能でおすすめされた動画)

以上の通り、ブラウジング機能とは、YouTubeがホーム画面で動画をおすすめしてくれる機能のことです。

登録チャンネル

ブラウジング機能の内訳、2つ目は「登録チャンネル」です。

登録チャンネルとは、過去に「チャンネル登録」をしたチャンネルの動画や、投稿者一覧を見ることができるページです。

「登録チャンネル」ページ(スマホ版)

「登録チャンネル」ページ(PC版)

このページは、以下のような手順で表示させることができます。

スマホ版の場合

画面下部に表示される「登録チャンネル」ボタンをタップ。

(動画の再生中には表示されません)

PC版の場合

1:画面左上にある「三」マークをクリック

2:「登録チャンネル」をクリック

このページから動画が再生されると、「ブラウジング機能」からの再生としてカウントされます。

探索(急上昇)

ブラウジング機能の内訳、3つ目は「探索」です。

このページには、「急上昇(=話題)」と呼ばれる、再生数が急上昇中の動画が表示されます。

「探索」のページ

また、「音楽」「スポーツ」「ニュース」などのジャンル名をクリックすると、それに合った動画がおすすめされます。

「探索」のページは、次の手順で表示させることが可能です。

スマホ版:ホーム画面左上の「探索」ボタンをタップ

PC版:ホーム画面左上の「探索」ボタンをタップ

動画がこのページから再生された場合も、「ブラウジング機能」からの再生としてカウントされます。

「後で見る」

ブラウジング機能の内訳、4つ目は「後で見る」です。

「後で見る」は、その名の通り「後で見たい動画を保存できる」機能です。興味のある投稿を見つけたものの、時間がないときに使われます。

「後で見る」のページ

「後で見る」機能で保存した動画が一覧で表示される。

上のページは、以下のような手順で表示させることができます。

スマホ版の場合

1:画面下部に表示される「ライブラリ」ボタンをタップ。

(動画の再生中には表示されません)

2:「後で見る」をタップする

PC版の場合

1:画面左上にある「三」マークをクリック

2:「後で見る」をクリック

動画がこのページから再生された場合も、「ブラウジング機能」からの再生として数えられます。

履歴

ブラウジング機能の内訳、5つ目は「履歴」です。

その名の通り、ここには「過去に再生した動画(=再生履歴)」が一覧で表示されます。

「履歴」のページ

ちなみに、視聴者は「履歴」のページは以下の手順で開くことができます。

スマホ版の場合

1:画面下部に表示される「ライブラリ」ボタンをタップ(動画の再生中には表示されません)。

2:上部に「履歴」の動画一覧が表示される。

PC版の場合

ホーム画面左側にある「履歴」をクリック

視聴者がこの「履歴」のページからあなたの動画を再生すると、ブラウジング機能からの再生としてカウントされます。

ブラウジング機能を攻略し、再生数が50万回以上伸びた実例

ブラウジング機能を正しく攻略すると、再生回数は爆発的に伸びます。

ここからは、その実例をいくつかお見せします。

事例1:1週間で60万回伸びたケース

以下は、僕が指導しているチャンネルにおける、ある動画の再生回数の推移です。

YouTube公式が提供する解析ツール「YouTube アナリティクス」で確認したものです。

投稿開始から約180日目を境に、急激に伸びていることが分かります。もっと数字を細かく見ていきます。

再生数が大きく伸びる直前である、1月2日時点での再生回数は「27,776回」です。

しかし、わずか8日後の1月10日には、627,821回」まで伸びています。

つまり、1週間ほどで60万回近く再生回数を伸ばしたことになります。

アナリティクスを使って確認した、この期間における動画のトラフィックソース(=動画が再生された経路)の推移は、次の通りです。

青色で表される「ブラウジング機能」からの流入だけが、爆発的に伸びていることが分かります。

逆に、緑色で表される「関連動画」や、オレンジ色の「YouTube検索」、その他の経路からの流入は、ほとんど上がっていません。

つまり、この動画はブラウジング機能を攻略した結果として、爆発的に伸びたわけです。

事例2:1ヶ月で12万回近く伸びたケース

以下も同様に、ブラウジング機能を通じて大きく伸びた動画の実例です。

こちらも投稿から約260日後を境に、再生数が急増してることが分かります。

細かく再生数の数値を見ていきます。大きく伸びる直前である「4月22日」時点では、再生回数は「66,830回」でした。

これが、1ヶ月後の5月22日には、「188,111回」まで伸びています。

1つ前に紹介した事例ほどではないものの、短期間で大きく伸びていますよね。

この期間におけるトラフィックソースを確認すると、青色の「ブラウジング機能」からの流入だけが伸びていることが分かります。

この動画も、ブラウジング機能を攻略した結果として、大きく伸びたことが分かります。

全てお見せすると長くなりすぎるので、ここで止めておきますが、

ブラウジング機能からの流入で再生数が爆発的に伸びた事例は他にもたくさんあります。

YouTubeブラウジング機能を攻略すると伸びる仕組み・アルゴリズム

それではなぜ、ブラウジング機能を攻略することで、再生数が爆発するのでしょうか。その答えは、極めて単純です。

それは、YouTubeの中で最も多くの視聴者の目に留まる「ホーム画面」に動画を表示させられるからです。

ホーム画面は、他の場所と比較して、圧倒的に見つけてもらいやすいです。

なぜなら、視聴者がYouTubeを開いた瞬間に、真っ先にあなたの動画が表示されるからです。

別の言い方をすれば、視聴者が動画を見つけるまでの手間が、最も少なくて済むということになります。

比較1:検索結果から動画を見つけてもらう場合

ホーム画面ではなく、検索結果から動画を見つけてもらう場合を考えます。

このとき、視聴者は以下のような道のりを辿ります。

つまり、視聴者に何らかの言葉を検索してもらう必要があります。

仮にあなたの動画が、「ブラウジング機能」という言葉の検索結果に表示されるようになったとします。

ただ、視聴者がそれを見つけるためには「ブラウジング機能」と検索する必要がありますよね。

比較2:関連動画から見つけてもらう場合

あるいは、関連動画からあなたの動画を見つけてもらう場合を考えます。

関連動画というのは、現在再生中の動画の隣に表示されるものです。

よって、あなたの動画を見つけてもらうためには、他の何らかの動画を再生してもらう必要があります。

仮にあなたの動画が、僕の動画の関連動画に表示されるようになったとします。

その場合、視聴者は僕の動画を再生しないと、あなたの動画を見つけられませんよね。

このように、ホーム画面以外に動画が表示されても、それを見つけてもらうまでに、視聴者が取るべき行動が多いのです。

一方で、ホーム画面に表示されれば、視聴者がただYouTube開くだけで、あなたの動画を見つけてくれます

わざわざ他に何か行動をしなくても、真っ先に見つけてもらえるわけです。

YouTubeというサービスは、毎日たくさんの人が利用する「駅」のような存在です。

ホーム画面に表示されるのは、新宿・渋谷などの大きな駅から、徒歩30秒とか1分のところにお店を出せるのと同じです。

駅を降りてすぐのお店と同じように、たくさんの人の目に留まるようになるわけです。

仮説:YouTube全体のトラフィックソースの8割はブラウジング機能?

一説には、YouTube全体における再生回数のトラフィックソースのうち、8割近くがブラウジング機能と言われます。

データが公表されてるわけでないので、100%信じられる数字ではありません。

ただ、ブラウジング機能からの爆発的な再生数の伸びを一度でも経験したことがある人なら「本当かもしれない」と思えるものです。

逆に、YouTube検索や関連動画など、その他のトラフィックソースは、駅からだいぶ離れたところにお店を出すようなイメージです。

YouTube自体が大きな駅なので、駅から離れた場所とはいえ、多少は人通りがあります。

しかし、駅から30秒とか1分の所と比べれば、だいぶ目立ちにくくなってしまいます。

以上が、ブラウジング機能を攻略すると、他のトラフィックソースと比較して圧倒的に再生数が増える理由です。

YouTubeブラウジング機能を増やす攻略方法

いよいよ、あなたの動画がブラウジング機能に表示されて、再生数が爆発的に増えるようになる、具体的な攻略法を解説します。

ブラウジング機能に表示される方法は、シンプルに一言で表現できます。

ブラウジング機能の攻略方法:

視聴者からの「プラスの評価」を集める

ここで言う「評価」とは、YouTubeの機能の1つである「高評価」「低評価」ボタンとは別物なので、注意してください。

プラスの評価とは、次のようなものです。

視聴者が動画に対して行う「プラスの評価」の一例

・クリック

・長時間の再生

・コメント

・評価ボタンを押す

・共有

・チャンネル登録

・再生リストへの保存

これらはすべて、視聴者が動画に対して、何らかのプラスの評価をした際に行うものです。

例えば、次のようなイメージです。

青字がプラスの評価、赤字が行動

動画に興味を持ったので、クリックする

動画の続きが気になるので、長い時間再生する

動画をまた見たいと思うので、再生リストに保存する

逆に言えば、視聴者からこうした行動をたくさんされている動画というのは、視聴者に高く評価されている証拠です。

YouTubeは、動画を見た視聴者が取った行動を、全て1つ残らず記録しています。

YouTubeが記録しているデータの一例

・動画のサムネイルを見た人のうち、何%がクリックしたのか

・動画を再生した人が、平均で何分何秒その動画を再生し続けたのか

・動画を再生した人のうち、何割の人が動画をシェア/コメント/チャンネル登録したのか

YouTubeはこうしたデータをもとに、その動画が視聴者から喜ばれる内容になっているのか、そうでないのかを判断しています。

毎日投稿される数多くの動画の中で、こうした高い評価をトップクラスに集めた動画だけが、ブラウジング機能=ホーム画面に表示される権利を得られるのです。

「クリック率」と「再生時間」に集中する

ただ、すでにあなたもそう思っているかもしれませんが、以下のすべての要素を集めようとするのは大変です。

・クリック

・長時間の再生

・コメント

・評価ボタンを押す

・共有

・チャンネル登録

・再生リストへの保存

そこで、初心者は「クリック率を上げること」「再生時間を長くすること」だけに集中することをオススメします。

なぜなら、この2つさえ攻略できれば、他の評価も自然についてくるからです。

💡センターピン理論💡

これは、ボウリングに例えると分かりやすいです。あなたは最初に、どのピンを狙ってボールを転がすでしょうか

まさか、1本ずつ倒そうとする人はいないはずです。必ず真ん中のピンである「ヘッドピン(=センターピン)」を狙いますよね。

なぜなら、ヘッドピンを倒すことができれば、他のピンもほとんど倒せる確率が高いからです。

YouTube攻略では、「クリック率」「再生時間の長さ」がセンターピンに相当します。

つまり、多くの人の興味を引く、飽きさせない動画を作るということです。これができれば、その他の評価も自然についてきます。

コメントが付いたり、評価ボタンを押されたりする回数も増えます。共有・チャンネル登録・再生リストへの追加もされやすくなります。

これらの要素の上げ方については、以下の記事で詳しく解説していきます。

参考記事:YouTubeのクリック率の上げ方

参考記事:

ブラウジング攻略には時間がかかる

ただし、こうした高い評価を集めることができても、ブラウジング機能からの再生がすぐに伸びることはありません。

YouTubeラボ:武藤
YouTubeラボ:武藤
爆発的に伸び始めるまでに、最低でも3ヶ月はかかると考えてください。

例えば、こちらは先ほどお見せした、1週間ほどで60万回近く再生回数を伸ばした動画の再生回数推移です。

下側に書かれている「0」「65」「130」などの数値は、投稿からの経過日数を表しています。

これに注目すると、ブラウジングで爆発的に伸び始めるまでに、投稿から約6ヶ月を要していることが分かります。

こちらは別の動画ですが、ブラウジングで爆発的に伸び始めるまでに、投稿から約9ヶ月ほどを要しています。

どうしてこんなに時間がかかるんですか?
YouTube初心者
YouTube初心者
YouTubeラボ:武藤
YouTubeラボ:武藤
YouTubeはホーム画面に表示させるべき動画を、時間をかけて冷静に見極めようとするからです。

ホーム画面は、最も多くの人が目にする場所です。ここにどんな動画を表示させるかは、利用者の満足度を大きく左右します。

ホーム画面に質の低い動画を表示してしまうと、「YouTubeはつまらない動画ばかり出てくる」と思われてしまいます

利用者は減少し、運営は儲からなくなってしまいます。

これを防ぐためにも、数ヶ月以上かけて視聴者からの評価を見極めます。多くの視聴者から認められた動画のみ、ホーム画面に表示させてくれるのです。

このため、ブラウジング機能のアルゴリズムを攻略するまでには、最低でも3ヶ月以上かかります。

ブラウジング機能を攻略できない場合

残念ながら、視聴者からの評価が基準に届かない場合、ホーム画面に表示されることはなく、再生数の爆発も起こらないです。

例えば、こちらの動画のような再生数の推移を辿ることになります。

既に投稿から800日以上、つまり2年以上経過しています。しかし、爆発的な再生数の増加は、一度も起きていません。

💡ポイント💡

ブラウジング機能に表示されなくても、検索結果や関連動画などの他のトラフィックソースから再生されることができれば、全く伸びないわけではありません。

ただし、短期間で爆発的に再生数を増やすことは難しいです。

ブラウジング機能を攻略するには、相当な動画の質が求められます。決して簡単なことではありません。

ただ、そのハードルを超えることができたら、得られるものは圧倒的に大きいです。ぜひ、積極的にチャレンジしてください。

YouTubeトラフィックソース「ブラウジング機能」の平均・目安は?

ここでは、アナリティクスのトラフィックソースにおける「ブラウジング機能」からの、平均的な視聴の割合について解説します。

この答えを一言で表すと、次の通りです。

YouTubeブラウジング機能の平均:

不人気のチャンネルほど低く、人気のあるチャンネルほど高い

人気・不人気というのは、現時点での「再生数」「登録者数」の大小のことであると考えてください。

つまり、現時点で再生数や登録数が少ないチャンネルほど、ブラウジング機能からの視聴は平均的に少ないです。

逆に、これらがすでに多いチャンネルであるほど、平均的に多くなります。

例:登録者数1桁台のチャンネルのトラフィックソース

上は、僕が立ち上げたばかりの登録者が1桁台のチャンネルにおける動画のトラフィックソースです。

ご覧の通り、ブラウジング機能からの再生比率は、わずか「7.7%」にとどまっています。

このように、まだ人気のないチャンネルであるほど、ブラウジング機能からの流入は限りなくゼロに近いことが平均的です。

例:登録者数2万人以上のチャンネルのトラフィックソース

一方で、こちらはすでに登録者数が2万人を超えたチャンネルのトラフィックソースです。

ブラウジング機能からの流入比率は「66.8%」に達しています。

このように、すでに人気のあるチャンネルになるほど、トラフィックソース「ブラウジング機能」の割合は平均的に増えていきます。

人気チャンネルほどブラウジング機能から再生される理由

なぜ、現時点での再生数や登録者数が多いほど、ブラウジング機能からの再生が多くなるのでしょうか。

それは、「既存の視聴者(=過去に動画を見てくれた人)」が多いからです。

💡ポイント💡

既存の視聴者が多いチャンネルほど、投稿した動画がブラウジング機能で表示される回数が増えます。

以下のすベての場所において、動画が表示される回数が増えます。

ブラウジング機能の内訳

・ホーム画面(=トップページ)

・登録チャンネル

・探索(急上昇・話題)

・後で見る

・履歴

なぜそうなるのかについて、1つずつ詳しく解説していきます。

ホーム画面・探索

まずは、「ホーム画面」と「探索」について考えます。

これらの場所に表示される動画は、視聴者によって異なります

💡前提知識💡

YouTubeは、個々の視聴者の再生履歴に応じて、その人が興味を持つであろう動画を優先的におすすめしてきます。

例えば、「猫」の動画を見た人には、「猫」の動画がおすすめされやすくなるのです。

逆に、「犬」の動画を見た人には、「犬」の動画がおすすめされやすくなるのです。

例えば、「僕」と「あなた」のホーム画面・探索には、全く違う動画がおすすめされます。

そして、これらの場所には「過去に再生したチャンネルの動画」も表示されやすいです。

YouTubeラボ:武藤
YouTubeラボ:武藤
実際、ホーム画面に「過去に見たことがある投稿者の動画」が表示されるのを見たことはありませんか?

例えば、あなたが僕の動画を再生したとします。すると、あなたの「ホーム画面」や「探索」には、僕の動画が表示されやすくなります。

なぜなら、YouTubeは「Aさんの動画を見た」「Aさんの動画に興味があるんだ」「Aさんの動画をおすすめしてあげよう」と考えるからです。

つまり、既存の視聴者が多いほど、より多くの人の「ホーム画面」や「探索」に表示されるということです。

よって、すでに人気のあるチャンネルほど、これらの場所からの再生数が増えやすくなります。

登録チャンネル

次に、「登録チャンネル」からの再生数を考えます。

先ほども説明した通り、ここには、過去に登録したチャンネルの動画が表示されます。

「登録チャンネル」ページ

つまり、登録者が多い投稿者ほど、多くの視聴者の「登録チャンネル」ページに動画が表示されるということです。

よって、ここからの再生数も増えます。

後で見る

続いて「後で見る」からの再生数を考えます。

「後で見る」に追加してくれるのは、過去にあなたの動画を目にしたことがある人だけです。

「後で見る」のページ

「後で見る」機能で保存した動画が一覧で表示される。

すでに人気のチャンネルであるほど、YouTube上のあらゆる場所でおすすめされやすくなります。

よって、「後で見る」に追加し、そこから再生してくれる人も増えるのです。

履歴

最後に、ブラウジング機能の1つである「履歴」からの再生を考えます。

これは、過去に再生した動画が一覧で表示されるページです。

「履歴」のページ

あなたの動画が「履歴」に表示されるのは、既にあなたの動画を見たことがある人(=既存の視聴者)だけです。

つまり、既存の視聴者が多いほど、「履歴」からの再生数も増えやすくなります。

まとめ:YouTubeアナリティクスのトラフィックソース「ブラウジング機能」とは?意味/平均やバズる攻略法まで【アルゴリズムで増やす】

今回の記事では、YouTubeアナリティクスのトラフィックソース「ブラウジング機能」とは何かや、平均値や攻略法についても書きました。

ブラウジング機能とは、次のような機能のことです。

ブラウジング機能の内訳

・ホーム画面(=トップページ)

・登録チャンネル

・探索(急上昇・話題)

・後で見る

・履歴

視聴者の動画に対する「プラスの評価」を集めることで、表示されやすくなります。例えば、次のようなものです。

視聴者が動画に対して行う「プラスの評価」の一例

・クリック

・長時間の再生

・コメント

・評価ボタンを押す

・共有

・チャンネル登録

・再生リストへの保存

以上のような行動をされる動画を投稿することが、ブラウジング機能に表示されやすくなり、バズらせることができる攻略法です。

なお、ブラウジング機能からの再生比率は、すでに人気のあるチャンネルほど高く、そうでないものほど低くなります

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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