YouTubeに動画を投稿したものの、全然再生されない・全く見てもらえないと悩む人は多いです。これは、昔の僕も同じでした。
動画が誰にも見られないのには、5つの明確な原因があります。1つずつ改善していけば、必ずその状況を脱出できます。
今回の記事では、あなたの動画が全然再生されない5つの理由と、その解決策について詳しく紹介します。
もくじ
- YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない理由①:投稿開始からまだ日が浅い
- YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない理由②:動画のテーマに需要がない
- YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない理由③:内容がファン向けになっている
- YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない理由④:動画ごとにターゲットがバラバラ
- YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない理由⑤:タイトルやサムネイルに魅力がない
- YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない時に絶対やってはいけないこと
- 【YouTube】誰も見てくれない!全く再生されない!誰にも見られない本当の理由とは(まとめ)
YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない理由①:投稿開始からまだ日が浅い
動画を全然見てもらえない理由は、投稿を始めてからまだ日が浅いことかもしれません。
もしあなたが、投稿を開始してからまだ3ヶ月以内なら、全く再生されないのはむしろ当たり前です。
なぜなら、YouTubeでは仕組み上、初心者の投稿は「インプレッション数」が伸びないようになっているからです。
インプレッション数とは:
YouTubeのアプリ(サイト)内で、動画のサムネイルが表示される回数のこと。
YouTubeでは、以下のような流れで動画が再生されます。
YouTubeで動画が再生されるまでの流れ
1:動画がインプレッションされる
↓
2:タイトルやサムネイルに興味を持たれる
↓
3:クリック(タップ)して再生される
一方で、インプレッション数が伸びない動画は、以下のような運命をたどります。
YouTubeで全然再生されない動画の流れ
1:動画がインプレッションされない
↓
2:誰からも存在に気づかれない
↓
3:誰からも見てもらえない・再生されない
よって、どんなに質が高い動画を投稿しても、最初は全然再生されないのが当たり前なのです。
これは、YouTubeが初心者の投稿を信用していないことが原因です。
「初心者の投稿=質が低い可能性が高い」という観点から、一律にインプレッション数を下げられてしまうのです。
正しい努力を地道に続ければ、少しずつ再生されるようになってきます。
あなたが投稿初心者であっても、以下のような努力を継続していれば、少しずつインプレッション数を上げてもらえます。
初心者がインプレッション数の低い状態を脱する方法
・需要がある動画を投稿する
・クリック率を上げる
・長く見てもらえる動画を作る
そして、全然再生されない状態を脱することができます。
以上のように、投稿を始めてからまだ日が浅いことも、YouTubeが全然再生されない・誰にも見てもらえない理由の1つです。
【参考記事】YouTube初投稿/最初の再生回数平均は?初心者が伸びない理由
YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない理由②:動画のテーマに需要がない
全然見てもらえない原因は、動画のテーマに需要がないことかもしれません。
具体的には、以下の2つがこれに該当します。
YouTubeで需要がないテーマとは:
・興味を持つ人が少ないテーマ
・ほとんど知られていないテーマ
ここで、1つ例を出したいと思います。
これを書いている僕は、アメリカの「コスコブ」という場所に住んでいたことがあります。以下のように、ニューヨークから電車で1時間ほどの郊外です。
この場所は、日本では全く知られていません。おそらく、この記事を読んでいる全員が「初めて聞いた地名だ」と感じたと思います。
それでは、僕が以下のような動画を日本人向けに投稿したら、再生されることはあるでしょうか。
・コスコブの景色
・コスコブの魅力
・コスコブの美味しいレストラン
残念ながら、誰も見てくれない状態が永遠に続きます。なぜなら、誰もコスコブを知らないし、興味もないからです。
逆に、同じような内容の動画でも「ニューヨーク」「ロサンゼルス」など、日本人から知られている場所を取り上げれば、問題なく再生されます。
「まだ知られていないものの魅力を伝えたい」という思い自体は、すばらしいものです。ただ、最初からそれをやってしまうと、誰も見てくれないのです。
そこで、まずは「現時点で多くの人が知っているもの・興味があるもの」をテーマにする必要があります。その探し方は、以下の記事で解説しています。
【参考記事】YouTubeで需要のある動画とは?データに基づく調べ方を徹底解説
以上のように、動画のテーマ自体に需要がないことも、YouTubeが全然再生されない・誰にも見てもらえない理由の1つです。
YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない理由③:内容がファン向けになっている
動画を全然見てもらえない原因は、あなたのファンにしか興味を持てない内容になっているからかもしれません。
例えば、次のような動画の内容です。
ファンにしか興味を持たれない動画
・今年の目標を語る
・ただ散歩するだけの動画
・一人でお酒を飲みながら、今日の出来事を語る動画
こうした動画を投稿して伸びるのは、人気YouTuberのような、すでにファンがいる人だけです。
しかし、まだファンがいない人が投稿しても誰にも見られないです。なぜなら、誰からも興味を持たれないからです。
そうではなく、以下に当てはまる動画を投稿することで、全然再生されない状態を脱出するチャンスが生まれます。
ファンがいない人でも再生される動画の条件
あなたのことを知らない、あなたという人物に対して全く興味がない人からも、興味を持たれる動画
代表的なのは、役に立つ知識や情報です。例えば、「YouTubeの再生回数を増やす方法」を解説した動画です。
これなら、あなたのことを全く知らなくても、「再生回数を上げる方法を知りたい」という人から見てもらうチャンスがあります。
YouTubeを始めたばかりの頃は、あなたのことを知らない視聴者が大半です。だからこそ、それでも興味を持たれる内容にする必要があります。
以上のように、ファンや知り合いしか興味を持てない内容になっていることも、YouTubeが全然再生されない・誰にも見てもらえない理由の1つです。
YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない理由④:動画ごとにターゲットがバラバラ
YouTubeを全然見てもらえない原因は、これまで投稿した動画ごとの「ターゲット」がバラバラだからかもしれません。
ターゲットとなる視聴者の例
・サッカーが上手くなりたい人
・福岡のグルメ情報に興味がある人
・Twitterのフォロワーを増やしたい人
これがバラバラなほど、個々の動画も見てもらえない状態になりやすいです。なぜなら、1人の視聴者が再生する動画の本数が少なくなるからです。
例えば、同じように動画が「50本」投稿されている、以下の2つのチャンネルが存在するとします。
ターゲットが揃っているチャンネルと、バラバラのチャンネルの例
A:50本の動画が、すべて「福岡のグルメ情報」を扱うチャンネル
B:50本の動画が、「グルメ情報」「サッカーの上達法」「フォロワーの増やし方」など、すべてバラバラのチャンネル
「A」は、ターゲットが「福岡のグルメ情報に興味がある人」に絞られています。よって、1人の視聴者が複数の動画を再生してくれることが多いです。
つまり、まだ視聴者の数が少ないうちから、個々の動画の再生回数が上がりやすいと言えます。
逆に、「B」はターゲットがバラバラです。この場合、1人の視聴者が興味を持てる動画の本数が限られます。
このため、一人あたり1〜2本しか見てくれない可能性が高く、個々の動画がほとんど再生されない状態になりやすいです。
チャンネルのテーマ・ターゲットを統一できていなかったなら、これを改めるだけで、誰も見てくれない状況を脱却しやすくなります。
以上のように、投稿した動画ごとの「ターゲット」がバラバラなことも、YouTubeが全然再生されない・誰にも見てもらえない理由の1つです。
YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない理由⑤:タイトルやサムネイルに魅力がない
動画を全然見てもらえない原因は、タイトルやサムネイルに魅力がないことかもしれません。
視聴者はこれら2つをもとに、再生するかどうかを判断します。興味を引くものになっていなければ、どんなに動画自体が良くても誰も見てくれないです。
以上のように、タイトルやサムネイルに魅力がないことも、YouTubeが全然再生されない・誰にも見てもらえない理由の1つです。
YouTube動画が全然再生されない&誰も見てくれない時に絶対やってはいけないこと
YouTubeの動画が全然再生されないとき、間違った行動に出る人は多いです。
具体的には、次の3つがあります。
動画が全く再生されない時のNG行動
・他のSNSで宣伝をする
・何も考えずに投稿本数を増やす
・お金を払って再生回数を購入する
これらをしてしまうと、完全に逆効果となります。全く見てもらえない状態が、これからも続くのです。
それぞれなぜNGなのか、ここから詳しく解説していきます。
他のSNSで宣伝をする
動画を全く見てもらえないとき、YouTube以外のSNSで宣伝をするのは逆効果になります。
なぜなら、動画が再生される平均時間が短くなり、YouTubeからの評価を下げられてしまうからです。
イメージ:SNSでYouTubeの宣伝をする人は多いが、実は逆効果である
他のSNSから視聴者を動画に集客すると、再生される時間が短くなる傾向があります。
これは以下のように、普段から長い動画を見る習慣がない人の割合が多くなるからです。
SNS利用者は長い動画を見る習慣がない人が大半
・Tiktokユーザー → 短い動画を好む
・Twitterユーザー → 短い文章を好む
・Instagramユーザー → 写真を見るのを好む
YouTubeは、再生される時間が短い動画を「視聴者がすぐに見るのをやめる質の低い動画」と判断します。
そして、検索結果・関連動画・ホーム画面など、あらゆる場所への表示回数を減らしてしまうのです。
図:YouTube内で動画が表示されるイメージ
つまり、YouTubeの中であなたの動画を見つけてもらえる回数が減ります。そして、ますます誰にも見られない状態が続くのです。
外部のSNSではなく、YouTubeの中で視聴者を増やした方が、再生時間が長くなる傾向があります。
この結果、あなたの動画がYouTubeから「質が高い」と評価され、より多くの人に表示されるようになるのです。そして、伸びます。
このように、動画が誰にも見られないからといって、他のSNSで宣伝をするのは逆効果です。
何も考えずに投稿本数を増やす
動画を全く見てもらえないとき、何も考えずに投稿本数だけを増やすのはNGです。
YouTube運営では、「とにかく続けることが大事」と言われます。そして、続けるうちに見てもらえるようになっていくのも本当です。
イメージ:再生回数は、継続するうちに少しずつ伸びていく
ただそれは、「視聴者から必要とされる動画」を投稿し続けた場合に限られます。具体的には、次のようなものです。
・需要があるテーマを取り上げている
・クリック率が高い
・動画の再生時間が長い
いくら投稿本数を増やしても、これらの条件を満たさなければ、誰も見てくれないままです。
僕自身も、そのような失敗を経験しています。過去には、100本近い動画をアップしたものの、全く再生されないチャンネルを運営していました。
このように、動画が誰にも見られないからといって、何も考えずに投稿本数を増やすのはNGです。
【参考記事】YouTubeに100本とりあえず動画投稿して失敗する人の共通点
お金を払って再生回数を購入する
動画を全く見てもらえないとき、お金を払って再生回数を購入するのはNGです。
その証拠に、ネットで「再生回数 購入」と検索すれば、販売業者のサイトを大量に見つけることができます。
図:YouTubeの再生回数を販売する業者のサイト
ただ、再生回数の購入は規約違反です。YouTubeの公式サイトにも、以下のように記載されています。
自動システムを使用して、視聴回数、高評価数、コメント数、その他の統計数を人為的に増やそうとする行為は、YouTubeでは許可されていません。
このポリシーを遵守していないコンテンツとチャンネルは、YouTubeから削除される場合があります。
(引用元:https://support.google.com/youtube/answer/3399767?hl=ja)
運営側に気づかれると、購入したぶんの再生回数が無効になったり、動画やチャンネルそのものを削除されたりします。
YouTubeは、投稿される全ての動画における、再生回数の増加推移を記録しています。よって、不自然な増え方を簡単に見破ります。
このように、動画が誰にも見られないからといって、業者から再生回数を購入するのはNGです。
【YouTube】誰も見てくれない!全く再生されない!誰にも見られない本当の理由とは(まとめ)
今回の記事では、あなたの動画が全然再生されない本当の理由と、その解決策について詳しく紹介しました。
当サイトの他の記事にも、全く再生されない状態を脱するヒントがあります。ぜひ、そちらも確認して見てください。
僕の発信が、ほんの少しでも役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。